前進座公演【貧の意地】・・・・

昼・夜両公演、観て来ました～♪♪


関さんがこの物語の主役【原田内助】役で、

置鮎さんが、浪人仲間の【山崎】でした(*^_^*)


歌舞伎風の朗読劇との事でどんな舞台になのかと思っていたら・・・・

え、これ朗読劇？と思わず言ってしまいそうになるほど動きの多いお芝居。

びっくりでした(^_^;)



関さん演じる内助以外は、登場時客席から舞台へ上がって来るという設定。

浪人仲間の登場の時は舞台に上がると見得を切るという演出♪

置鮎さん演じる山崎は浪人仲間でも年長者。

最後に登場し、キリッと！見得を切るのかと思いきや・・・

ズッコケつまずいてしまう（笑）

劇中の時々に「平成で言う〇〇・・・」と役者からの注釈が入ったりして

結構お笑い要素も満載！


そして一番の見所！！

元々１０枚（１０両）あった小判が９枚になっている事に気が付き、

山崎が

「皆、貧にあえいでる者たち。誰かが１枚、ちょいっ！ちょいっ！（くすねた）のやも」と。


そこで山崎（置鮎さん）が奇妙な行動を・・・・

他の浪人達の手を掴み、自らの胸から下半身へと上下に触らせ始める。

（この時の置鮎さんのしぐさが大爆笑でした！！(o_ _)ノノノノ☆☆☆）

そして、盗人の疑いをかけられては武士の恥との事で裸になり

身の潔白を証明する！と着物を脱ぎだす！！！！

内助が止めるのも聞かずに上半身裸になり着物の裾を捲くり、

飛び跳ねて小判が出てこない事を証明する。。

すると他の浪人達も順番に脱ぎ出す！！

必死で止める内助を振り払い強引に脱いで行く浪人たち（笑）

（舞台が回転し、障子越しにその脱ぎ去る様が映し出されてました笑）

そして再び舞台が戻り今度は素っ裸になる浪人も！


すると、短慶（高橋佑さん）が、皆に服を着るように言い、

元々１両を持って居る自分を何て間が悪るいのだと切腹をしようとし、

皆で引き止めていたら、行灯のそばから無くなった１両が出てきた！！！！

驚いた一同が手を離した隙に短慶の短刀が腹に刺さってしまう。

しかし・・・・・

その短刀は竹光だった事に気付き難無きをえる（笑）

すると内助の妻、お汐が台所で１両見つかったと出てくるが、

そうすると小判は全部で１１枚！

１枚は心優しき誰かがわざと落とした物だと言い出し、申し出るよういう内助。

しかし誰も名乗り出ず、

最後は戸口の隅に置くので持ち主はこっそり持って帰るようにとの事にする。


そして登場した時のように順番に傘をさし一言残し、また舞台を降りて行く。


朗読劇はこんな感じでした♪♪



アフタートークショーへ続く